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八紘一宇問答について

 先日、某新聞に「侵略戦争を正当化 八紘一宇(はっこういちう)国質問」という社会の右傾化を憂慮する記事があった。

 なつかしいひびきのある「八紘一宇」であるが、50歳の女性議員が着目したことに意義がある。

 漢語というのは、凝縮され難解であるが故に深遠、また、如何様(いかよう)にでも評価・認識・解釈され得るという便利さがある。

 普通とは異なる観点からの主張に対し、社会一般が違和感を覚えないような社会になりつつあるのではない。如何(いか)なる主張であれ、目くじらを立てない寛容さが見られるのは結構なことである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2015-03-28 23:54 | Comments(0)  

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