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国民党の党主席選挙について

国民党の党主席選挙の結果は、馬英九・台北市長の勝利となった。

『週刊新潮(7月28日号)』には、櫻井よしこ女史のコラムに、この選挙に関する評価が掲載されている。それによれば、馬市長を台湾の「小泉」とする説を紹介しており、「馬主席の誕生は、国民党の潰滅をもひき起こす可能性が否定しきれない。」とする。

馬氏の「独立を否定し、一方で決して統一を口にしない姿勢」が、今後本流となって行くのかは、誰にも判らない。確かに、「現状維持を望む国民の心」とは、先月、小生が旅先で老若男女の台湾人達に聞いてみただけでもよく判った。

政治はどの国でも一寸先は闇である。2008年の総統選挙と北京オリンピック開催 ── これらに向けた様々な動きは、朝鮮半島情勢とも絡め興味深いものがあるが、総統選挙で民進党が「政権を維持できるのか、日本の運命と重なってくる」とする説は、正にその通りである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-07-21 20:38 | Comments(0)  

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