中国軍人の発言について
中国の国防大学防務学院長の朱成虎という人が、7月14日、北京で外国記者団に対し、米国が台湾問題で軍事介入するなら、中国が米国に対し核攻撃をする用意があると語ったという朝日新聞の記事を読んだ。
軍人に特有の大言壮語とも思われるが、「両岸の紛争に米軍が介入すれば、核攻撃の応酬になるかも知れない。西安より東の都市をすべて犠牲にしても、我々は核兵器で応戦する」、「台湾は中国の安全にとって癌であり、治療が必要だ」と述べたという。
中国政府は現在台湾の懐柔に努めているが、上記発言は他国の容喙を許さないという軍部の意見が反映されたものである。
日本の立場からすれば、「中国は台湾の安全にとって癌であり、治療が必要だ」ということになる。これは多くの台湾人にとっても同様であろう。
(註)
北京オリンピックは本当に恙(つつが)なく開催されるのか。これからの3年の間に、幾多の紆余曲折があるのではなかろうか。
軍人に特有の大言壮語とも思われるが、「両岸の紛争に米軍が介入すれば、核攻撃の応酬になるかも知れない。西安より東の都市をすべて犠牲にしても、我々は核兵器で応戦する」、「台湾は中国の安全にとって癌であり、治療が必要だ」と述べたという。
中国政府は現在台湾の懐柔に努めているが、上記発言は他国の容喙を許さないという軍部の意見が反映されたものである。
日本の立場からすれば、「中国は台湾の安全にとって癌であり、治療が必要だ」ということになる。これは多くの台湾人にとっても同様であろう。
(註)
北京オリンピックは本当に恙(つつが)なく開催されるのか。これからの3年の間に、幾多の紆余曲折があるのではなかろうか。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2005-07-16 19:40 | Comments(0)