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六カ国協議と台湾問題について

北朝鮮の核開発に関する六カ国協議というのは、不思議な行事である。第一、開催国の中国にやる気が見えない。第二に、韓国は北朝鮮の核開発に表面上否定的な態度を見せているだけである。第三に、米露は自国の威厳が保たれればよいと思っている。

まやかしの行事であるからこそ、日本が拉致問題の解決を訴えても、まともに取り上げられることはない。残念であるが、これが現実である。

さて、台湾問題がいよいよ緊迫して来た場合、国連に付託される前に●カ国協議といったものは開催されるだろうか。恐らく開催されないだろう。なぜなら、中国は内政問題として取り合うことはないし、台湾側の代表が協議に参加することを拒むからである。

万一、開催するとすれば、日本で行うべきであろう。その際、尖閣やガス田についても議題となるだろう。問題は、その頃、中国の現政権に当事者能力があるか否かである。

(註)
六カ国協議の本質は、気休めであり、時間稼ぎ、問題先送りというしかない。北朝鮮に関する中国の事なかれ主義が反映されたものである。北朝鮮との対話が六カ国協議という場によらなければ実現しないというのは、実におかしな話である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-07-15 20:22 | Comments(1)  

Commented by みんなのプロフィール at 2005-07-16 10:00 x
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