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台湾学生の示威行動について-3

 議場占拠という義挙は既に終わったけれども、台湾人に深く根付いた中共不信という一念がかくも長期の行動につながり、一定の成果を得たのである。

 台湾においても、我日本国同様、様々な課題について議論百出、所謂「評論家」の言ばかりが取り上げられて来たという状況が続いた。

 馬政権が熱意のある言動と計算されたプランに基づいた実績を約束通りに挙げることを台湾住民は期待しているが、それは経済のことだけにとどまらない筈である。

 余りに大陸との距離が縮まり過ぎるのを危惧した台湾住民の意思により、馬政権の進む方向に軌道修正が加えられるのは、日本にとって喜ばしいことである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2014-04-14 20:51 | Comments(0)  

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