台湾の教科書問題について
本23日付の東京新聞朝刊に、台湾で歴史教科書の日本統治時代の記述をめぐり、1985年以来の「日治」(日本統治時期)とする表現に対して、国民党独裁時代の「日拠」(日本の軍事占拠を意味)を容認するかで議論が起こっているとの記事があった。
「現場の教師たちは、対中傾斜を強める馬英九政権のもとで、教科書の記述が反日的に書き換えられようとしていると批判している」とあるが、台湾が民主主義を標榜する限り、表現を統一することが出来るのか。
日本人の立場から思うに、現在の台湾の親日的感情に見られるように、表現が「日治」であれ「日拠」であれ、日本統治時代の一定の業績は評価されて然るべきである。
「日拠」という表現の復活を容認してほしいという一部出版社による教育部への申請は、中台統一派の焦りのようにも感ぜられる。
「現場の教師たちは、対中傾斜を強める馬英九政権のもとで、教科書の記述が反日的に書き換えられようとしていると批判している」とあるが、台湾が民主主義を標榜する限り、表現を統一することが出来るのか。
日本人の立場から思うに、現在の台湾の親日的感情に見られるように、表現が「日治」であれ「日拠」であれ、日本統治時代の一定の業績は評価されて然るべきである。
「日拠」という表現の復活を容認してほしいという一部出版社による教育部への申請は、中台統一派の焦りのようにも感ぜられる。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2013-07-23 20:33 | Comments(0)