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橋下発言一考-2

 今回の橋下・日本維新の会共同代表による「従軍慰安婦」発言に付いては、内外から批判の矢が射られているが、総じて彼の言わんとしている事は「正しい」と考える。

 韓国、米国を中心に批判意見が目立つが、その米国は終戦直後、沖縄の駐留米軍兵士がどれだけ現地沖縄の女性をレイプし混血の私生児を生み出したか承知しているのであろうか? 又、韓国も然り。ベトナム戦争に於いて、韓国兵が現地ベトナムの女性をレイプし、多くの混血の私生児が生まれた事実を承知しているのであろうか? 彼らにとっては「不都合な真実」なのかも知れないが、日本を一方的に糾弾する前に、先ずは自分達の歩んできた道、犯した罪を総括 ── 被害者に対する謝罪と補償 ── をする事の方が先決ではなかろうか? その意味では、米国も韓国も卑怯であろう。

 又、韓国が戦後、在韓米軍将兵の為の「慰安施設」を設け、国策としての売春観光旅行誘致を推進した事実や、嘗て支那の王朝に対して、「貢女(コンニイ)」なる宮廷慰安婦を献上していた歴史を省みる事無く、日本を断罪する姿勢に対しても、私は反発を覚える。

 とは言え、今回の橋下発言に対する日本国内の反応を見る限り、戦後自虐史観の呪力が弱まったとは言え、まだまだ「毒素」が残留している現実をまざまざと見せ付けられた思いでもある。

 安倍総理の掲げる「戦後レジームからの脱却」とは、正に我々一人一人に掛けられた強力な呪力からの解放に他ならず、それは他力本願では無く、我々自身が主体となって自力本願で為さねばならない。そう、強く感じた次第である。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2013-06-03 22:48 | Comments(0)  

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