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国家の役割-オウム真理教に関連して

本日の産経新聞一面に、「オウム信徒倍増計画」という見出しの記事が出ていた。麻原に一審で死刑判決が出たのは1年以上前になる。

麻原といえば、小生は、大学受験の昼休み時間に、構内の芝生の上に座っていた異様な男を記憶していた。オウムが有名になった頃、週刊誌で麻原の経歴を知り、また若い頃の写真を見て、あの男が彼だったのかと納得したことがある。

一審判決に9年もの長期間を要すること自体、また教団が今尚存続していること自体、異常なことであり、一罰百戒の手本とするためにも、早期に最高裁までの手続きを終え、死刑執行および教団の完全解体を早期に行うべきである。

国民にとって、オウム事件の事後処理をうまく出来ないような国家に生命・財産の保全を求めるようなことは無理で、拉致問題をあれこれ議論する前に、こうした基本的なことをキチンと処理して、国民に国家・政府の有難味と威厳を示すこと。それが出来なければ、国家の役割というのは、空理空論・欺瞞であり、法律上の「美辞麗句」を以て不都合なことを糊塗しているものと言わざるを得ない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-06-03 20:34 | Comments(0)  

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