日中関係寸評
靖国問題が条件闘争化して来た今、4月の暴動や先般の要人との会談中止で友好以前のレベルにまで至った日中の政治関係は今後如何(どう)なって行くのか。
友好が表面上実現されていても、国と国との間の駆引きは単純なものではない。現在の日中の政治関係についていえば、安易に妥協しても、妥協しなくとも先行きは同じような気がしてならない。
先日、国民党寄りの台湾「中央日報」で、「反日」シンガポールの学者の書いた、「日本は台湾を対中外交の道具に使っている」といった内容の記事を読んだ。
併し、それは日中ともに、お互い様であり、台湾の人達自身が心底どのように思っているかが問題であろう。
友好が表面上実現されていても、国と国との間の駆引きは単純なものではない。現在の日中の政治関係についていえば、安易に妥協しても、妥協しなくとも先行きは同じような気がしてならない。
先日、国民党寄りの台湾「中央日報」で、「反日」シンガポールの学者の書いた、「日本は台湾を対中外交の道具に使っている」といった内容の記事を読んだ。
併し、それは日中ともに、お互い様であり、台湾の人達自身が心底どのように思っているかが問題であろう。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2005-06-01 14:46 | Comments(0)