人気ブログランキング | 話題のタグを見る

外交・内政について

 今年の8・9月は韓国・中国の暴挙に振り回され、日本国民に動揺が拡がった一方、民主党凋落が顕在化したことと自民党にやや展望が見えて来たことで、内政の危機は階段の踊り場で踏み止まっている観がある。

 先行きの目処が立たない尖閣騒動は、中国という虎の緒を踏んだというよりも、盲蛇に怖じず、或は長期的に見れば、怪我の功名ということとなるかも知れない。

 日中関係はいずれは今回の如き事態に至ったことであろうから、早期に関係悪化を招来し促進したという点では一定の評価に値する。荒療治の結果、膿を出し切って関係が聊か治癒するや否やは次の政権の力量次第である。

 次の政権に求むべくもない幻想を抱く国民は多くないと思われるため、マスコミの粗探しに影響されない地道な政権運営を望むのみである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2012-10-07 17:53 | Comments(0)  

<< 台湾との絆について 安倍晋三氏の再登板について >>