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福祉社会について

 福祉社会が既に到来しているにもかかわらず、そのことを認めず、却(かえ)って批判する人達がいる。それは無理解・無知識によるものである。

 福祉事業は公共事業と異なり、建築物といった形に見えるものではないので、弱者救済のための窮余の一策と映るのである。

 福祉社会の動向が日本の将来を決定することは明らかであり、国民としては、傍観しつつも否定はしないという態度が望ましい。

 国の財源が枯渇したとき、国のあり方の新たな模索が始まり、一定の枠組みの下に社会の変容と真の再生が図られるに違いない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2012-08-05 20:15 | Comments(0)  

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