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王立軍事件について-2

 共産党政権内の乱れを示す王立軍事件については、中国人数名に聞いたところ、一様に話を避ける雰囲気であったものの、薄熙来の前任地である大連出身者のみがネットを通じて事件の概要を知っていた。

 日本からは対岸の火事視することなく、慎重に見守る一方、尖閣方面の不穏な動きには国として断固たる処置を講ぜねばならぬ。

 ただ、断固たる処置を講ずるにしても、落としどころを予(あらかじ)め考えておかぬと、厄介なこととなる。

 現政権にはその余裕がないように見受けられるが、果たして自民党幹部にも覚悟が備わっているのかは疑問である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2012-03-18 21:42 | Comments(0)  

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