台湾総統府について
先日、ディスカバリーチャンネルで台湾総統府の内部と建国記念日の行事(昨年99周年時)を紹介する番組を見た。
大正8年建立の日本の総督府が昭和20年の空襲でかなりの被害を受け、その後修復、使用を続け、今に至っていることには今更(いまさら)乍(なが)ら感心する。
民国100年であるからには、それなりの正統性を要し、今は総統府という建築物がその象徴となっている。
機能面では問題があっても、使用可能な限り、当分の間、現状のままとしておくことに意義はある。総統府を博物館として保存する時期が来れば、それは台湾の新たな一歩ということである。
大正8年建立の日本の総督府が昭和20年の空襲でかなりの被害を受け、その後修復、使用を続け、今に至っていることには今更(いまさら)乍(なが)ら感心する。
民国100年であるからには、それなりの正統性を要し、今は総統府という建築物がその象徴となっている。
機能面では問題があっても、使用可能な限り、当分の間、現状のままとしておくことに意義はある。総統府を博物館として保存する時期が来れば、それは台湾の新たな一歩ということである。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2011-10-16 22:37 | Comments(0)