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馬氏の建国100周年演説について

 馬氏の建国100周年演説に関する読売新聞記事を読んだ。その言葉とは裏腹に、台湾の先行きの運命は台湾自身が握っているのではなく、各国の思惑が絡んだ中での動きになるということは誰しも予想している。

 建国100周年とはいえ、台湾に移ってからは62年となる。日本で明治100年を祝ったのは昭和43年であったが、それより62年前といえば、日露戦争直後である。

 62年ともなると世代が変わり、歴史観を自国の都合の良いように勝手に解釈して押し付けて来る、或意味で阿漕な中国や韓国、それに引き換え、日本や台湾は真面目過ぎる。

 建国以来の経緯と様々な制約から脱皮出来ない台湾は日本と酷似している。当分の間、台湾に事なからんことを祈るのみである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-10-12 21:57 | Comments(0)  

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