日経記事について-6
本日の朝刊、マーケット面の「大機小機」というコラム記事に「米国の日本化」の背景、と題し日米の事情の違いを記している。
日本はバブル崩壊に伴うバランスシート調整(企業の過剰債務、銀行の不良債権問題)とデフレの2つの困難に直面していたが、日本ではバランスシート問題を重視する見解が主流だったのに対し、米国の経済学者やFRBはデフレ主因説を採ったという。
思うに、両者に大差はない。その証拠に、米国が金融緩和や金融機関への資本注入をしても、問題の先送りに終り、根本的解決策とはならず、今に至っている。
日本で銀行の不良債権問題がニュースにならない日がなかった頃のことを思えば、日本の銀行は一息ついているのだろうが、超低金利政策は今尚続いている。「日本化」が先進国の常態と考えれば、何も怖がることはない。
日本はバブル崩壊に伴うバランスシート調整(企業の過剰債務、銀行の不良債権問題)とデフレの2つの困難に直面していたが、日本ではバランスシート問題を重視する見解が主流だったのに対し、米国の経済学者やFRBはデフレ主因説を採ったという。
思うに、両者に大差はない。その証拠に、米国が金融緩和や金融機関への資本注入をしても、問題の先送りに終り、根本的解決策とはならず、今に至っている。
日本で銀行の不良債権問題がニュースにならない日がなかった頃のことを思えば、日本の銀行は一息ついているのだろうが、超低金利政策は今尚続いている。「日本化」が先進国の常態と考えれば、何も怖がることはない。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2011-09-27 21:33 | Comments(0)