日経記事について-5

 昨17日の夕刊に、「欧州風邪に縮む米投資家」という記事がある。16日のダウ平均は5日続伸、3年前のリーマンのような突然死シナリオは避けられる見通しとなったが、投資家心理が好転したというには程遠いというものである。

 欧米に打つ手が限られているのは、共同歩調をとるには各国の財政が疲弊していることもあろうが、欧米流のビジョンが既に枯渇してしまったからではないだろうか。中国やブラジルから欧州支援の申し出があること自体、面子丸つぶれである。

 さて、日本も危うい立場にあることは変わりない。日本の政治にビジョンがないとは言わないが、大連立を模索したり、戦略組織をいじくったりしても、何時も掛け声だけで終わってしまう。

 目先の復興財源について捻出方法を未だに検討している段階であり、長期的・根本的ビジョンの実現は求むべくもない。尤(もっと)も、中韓より経済的支援を受ける必要のない間は、日本国民は幸せと言うべきである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

[PR]

by ayanokouji3 | 2011-09-18 21:08 | Comments(0)  

<< 弱者への寛容について 日経記事について-4 >>