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日経記事について-3

 山梨県民たることを恥じさせるような御仁が与党幹事長とは、「かの異色幹事長のご意向だろうか」とする日経記者の気持ちも判るというものである。それにしても、日経の記事には相変わらず湿っぽいものが多い。

 本日の「中外時評」という記事には、「9.11が問う歴史の見方」と題し、副題に「傷痕隠さず開かれた国に」とある。中国共産党政権の批判が長々と続いた後、最後には、お決まりの

1週間後の9.18は満州事変から80周年。歴史の傷痕を切開していくことは、アジアでそう多くはない自由民主主義体制を築いた日本人が背負うべき、重い責務だろう。

に続き、

それは半年前の「3.11」に正面から向き合っていくことでもある。

で締めている。

 「傷痕隠さず開かれた国に」とは中国のことではなく、日本のことを言いたかったのだろう。悔恨・反省・贖罪に辟易している日本人に向けかかる言説をなしても、またかと思われるだけである。

 日経の論説委員を感化し、歴史の傷痕を十分切開させて来た日教組の精神的害毒は誠に可畏哉。偉大なる与党幹事長に脱帽!

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-09-11 20:26 | Comments(0)  

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