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『ほんとうは強い日本』について

 久しく御稜威(みいつ)のあがらぬ我国であり、何か元気の出る本がないかと思っていたところへ、『ほんとうは強い日本』(田母神俊雄著、PHP新書)を見出し、一読した。

 著者の見解では、歴史認識と並んで放射能認識が、我国が弱体化するもととなるという。

 思うに、放射能認識を克服するには、科学知識と強固な信念が必要である。4月に飯舘村(6月2日の測定で、放射線量2.81マイクロシーベルト)で、深呼吸をし、放射能をいっぱい吸い込んで帰って来たという著者は、「低線量率の放射線は健康にとって有益」とする説を信奉している。

 放射能の恐怖に曝されている現地の人々の心中は察するに余りある。風評被害だけでも発生しないことを望むものである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-08-08 23:15 | Comments(0)  

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