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「中国」高速鉄道事故に思う

 此処に書くのも呆れる程の体たらくを見せ付けた「中国」(支那)の高速鉄道事故だが、それでも何かしら書かざるを得ないのが私の悲しい性(さが)であろうか。

 この事故の前、「中国」は日本とドイツの技術供与を受けて実現した自国の高速鉄道に関し「独自開発」を強弁。あろう事か、米国に於いて特許申請をすると言うニュースが日本をはじめとする世界を駆け巡った。まあ、ガンダムやらディズニーやら、将又(はたまた)ベンツからiPadに至る迄、他国製品の数々を平然と模造して止まない「お国柄」であるから、今更驚くに値しなかったが、今回の鉄道事故で「中国」が自業自得と言うか、ジレンマに陥ったであろう事は想像に難くない。

 前述の通り「独自開発」を強弁した高速鉄道技術は日独をはじめとする外国の技術の「借用」」であり、到底「独自開発」等と言えた代物では無い。然し、その「独自開発」したと称する高速鉄道に於いて甚大な事故が起きた。

 他国からの技術供与を素直に認めていれば、供与国に責任転嫁する事も「中国」であれば出来たであろう。然し、「独自開発」を強弁してしまった以上、今更、供与国の責任を追及する事は出来ないし、ましてや、事故原因の検証や場合によっては「無償補修」(リコール)を要求する事すら出来ない。正に自業自得の一語である。然も、その「独自開発」した世界最先端の高速鉄道が世界中に配信された程の甚大な事故を起こしたのである。今更、何処の国が好きこのんで危険な技術を金を出して買うであろうか? 答えは否(いな)である。

 結論から言えば、「中国」が高速鉄道網を全国に敷設、運用するには些か早過ぎたとしか言いようが無い。ましてや、日本の新幹線が永年試行錯誤とたゆまぬ技術研究開発の蓄積の上に成り立っているものを、たかだか数年で実現しようとした所に抑も無理があった。更には、「開発ありき」が先行し、安全・安心な運行を司るソフト面や、人命尊重の倫理面が欠如した儘では、第二、第三の「温州事故」が起きるであろう事は目に見えている。

 その様な訳で、私は「中国人民」にこう問い掛けたい。

高速鉄道など、呉々も利用しないように!

と。
竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2011-07-31 22:14 | Comments(0)  

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