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ボランティアについて

 中年以降のボランティアとして、肉体労働は体力面で難しい。肉体を酷使しない、社会に裨益する活動に従事するに如かず。

 人生の経験を生かすという点では、住民の啓蒙・知識増進といった普遍的なものよりも、犯罪者予備軍の摘発前更生、エセ宗教団体・市民活動の膺懲といった、些かリスクを伴う活動の方が良いと思う。

 行政に関する愚痴をいっても始まらない。自ら実践するのみである。公務員や会社員を定年迄勤め上げつつ、軽度のボランティアに従事するのも結構なことである。

 注意すべきは、およそ、社会奉仕とか、生き甲斐・やり甲斐とか、綺麗事で感動を与える世界に入った途端、偽善のにおいが漂って来る。かかる低いレベルから上を目指すべし。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-06-24 21:36 | Comments(0)  

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