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「孫文と日本の友人たち」展について

 辛亥革命百周年を記念して、昨日台北駐日経済文化代表処にて「孫文と日本の友人たち」展の開幕式(特別展 6/17~7/14)を催したという。

 これは1月30日の本欄に記した梅屋庄吉ほかの事蹟を顕彰するためのもので、小生は日本における百周年記念展が中国大陸側の「一手販売」とばかり考えていたので、台湾もこれに取組んでいることを知らなかった。

 馬政権下の台湾にも少しは台湾の歴史と独自性を主張する気概が見られることは、一日本人として大変喜ばしく思う。

 問えども答えはない孫文の友人たちは泉下にあって、今の日中関係および政治状況を如何に観ていることであろうか。恐らくは、市民運動家グループに政権を委ね、クレーム処理対策に奔走させ、静観を決め込む国民の側の責任とするであろう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-06-18 12:50 | Comments(0)  

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