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大震災・原発避難者について-1

 テレビに映し出される大震災・原発避難者の様子は先の戦争における空襲被災者、海外からの引揚者の苦境につながるのであろう。

 全財産を外地に置いて来た引揚者の子供で、親戚の家の離れに居候し、窮屈な思いをしつつ少年時代を過ごしたという知人の話を最近も聴いたが、避難所生活の模様は自分の体験を想起させるものだという。

 避難所生活からの脱却は数年かかると思われる。公に頼ることなく、自立自活の道を一日も早く何とか実現されることを祈るものである。

 公平性を重視する余り、配布遅延しているという義捐金は貰う側からすれば当てにしない方が良く、僅か乍らも出した側からすれば、一定期間後残ってしまったものは一種の税であったと納得し国庫収納となっても諒とすべきか。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-06-15 21:22 | Comments(0)  

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