ウサマ=ビン=ラーディン殺害に思う-3
ウサマ=ビン=ラーディンを亡き者にした事で、米国に対するテロが減るであろうか? 答えは「否(いな)」である。では何故(なにゆえ)か? それは米国が傲慢だからである。
ウサマ=ビン=ラーディン「容疑者」は「生きた儘」身柄を拘束され、彼の娘の目の前で射殺された共言われる。然も繰り返す様だが、米国は独立主権国家であるパキスタンの領内に於いて、パキスタン政府に事前通告無く作戦を行い、そして、「容疑者」を裁判に掛ける事無く殺害した。これは、同盟国パキスタンの国家主権を否定した事であり、「容疑者」の身柄を拘束し乍ら殺害した行為は、「殺人」以外の何ものでも無い。
更に発覚したのが、今回の作戦の暗号名である。何と「ジェロニモ」だそうだ。
「ジェロニモ」とは、アメリカ先住民の誇り高き部族アパッチの指導者で、「開拓者」の名で先住民の領土を奪っていった白人に抵抗した英雄でもある。その「ジェロニモ」を作戦の暗号名に冠したのである。アメリカ先住民が憤慨するのも当然だろう。
繰り返すが、ウサマ=ビン=ラーディンを亡き者した事で、米国に対するテロが減るであろうか? 答えは「否」である。
米国に対するテロは、「天上天下唯我独尊」を標榜し、傲慢無比で慣らす米国の「デリカシーの無さ」が招いているのであり、それを改めぬ限り、今後も米国に対するテロが止む事はあり得ない。
悲しいかな、これが米国の現実であり、病理であり、そして、宿痾なのである。
くどい様だが、今一度言う。
ウサマ=ビン=ラーディンを亡き者した事で、米国に対するテロが減るであろうか? 答えは「否」である。
ウサマ=ビン=ラーディン「容疑者」は「生きた儘」身柄を拘束され、彼の娘の目の前で射殺された共言われる。然も繰り返す様だが、米国は独立主権国家であるパキスタンの領内に於いて、パキスタン政府に事前通告無く作戦を行い、そして、「容疑者」を裁判に掛ける事無く殺害した。これは、同盟国パキスタンの国家主権を否定した事であり、「容疑者」の身柄を拘束し乍ら殺害した行為は、「殺人」以外の何ものでも無い。
更に発覚したのが、今回の作戦の暗号名である。何と「ジェロニモ」だそうだ。
「ジェロニモ」とは、アメリカ先住民の誇り高き部族アパッチの指導者で、「開拓者」の名で先住民の領土を奪っていった白人に抵抗した英雄でもある。その「ジェロニモ」を作戦の暗号名に冠したのである。アメリカ先住民が憤慨するのも当然だろう。
繰り返すが、ウサマ=ビン=ラーディンを亡き者した事で、米国に対するテロが減るであろうか? 答えは「否」である。
米国に対するテロは、「天上天下唯我独尊」を標榜し、傲慢無比で慣らす米国の「デリカシーの無さ」が招いているのであり、それを改めぬ限り、今後も米国に対するテロが止む事はあり得ない。
悲しいかな、これが米国の現実であり、病理であり、そして、宿痾なのである。
くどい様だが、今一度言う。
ウサマ=ビン=ラーディンを亡き者した事で、米国に対するテロが減るであろうか? 答えは「否」である。
by ayanokouji3 | 2011-05-06 22:54 | Comments(1)
Commented
by
イモトタケル
at 2011-05-07 09:01
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アメリカには相手の事を慮る気持ちが欠け、自分達の価値観を無理強いするきらいがある。ましてや、自分達は正義、相手は悪と端から決めてかかる。こんな態度では恨みつらみを買うだけで、反米感情に根差したテロが根絶できよう筈がないでしょう。根本的な解決策はテロとの戦いの継続ではなく、アメリカ自身の意識改革にかかっていると言えるだろう。
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