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東日本大震災について-19

 大震災よりほぼ一箇月、津波で被害を受けた様々な体験談を新聞・雑誌で読むに、生死は紙一重(ひとえ)であり、ああすれば良かった、こうすれば良かったという話も多い。

 親切心から出たお節介が命を救ったことも救わなかったこともある。読む側としては安っぽい同情心は捨て、こうした体験談と静かに向き合うことで一定の教訓を得ることが出来る。

 他方、国や地方公共団体に早期復旧してほしいとの意見も多くあるが、復旧作業の出来るところは既に進んでおり、物理的に難しいところが残っている模様である。

 如何(いか)に復興に関する効率的な組織を作ろうとも、多くの復興プランの中から最良のものを選ぼうとも、賢明な識者達のワンポイントレッスンを生かしたとしても、なるようにしかならないと思う。これこそ「天意」ではなかろうか。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-04-10 20:50 | Comments(0)  

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