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東日本大震災について-6

 日本が放射能の脅威に曝(さら)され、外国人の大量帰国が始まった中、若年の独居女性は親元に身を寄せさせ、公的扶助下の障害者は行政の一層の庇護を頼らせる等、弱者救済の配慮はあって然(しか)るべきである。

 日本男子は命に執着せず、この際心意気を示し、狼狽(ろうばい)することなく、整然と行動するに如(し)かず。今こそ日本男子の真の価値が明らかとなる。

 かつて台湾・朝鮮・満州に活動し、敗戦後は引揚や抑留の憂(う)き目をみた我々の父祖は、戦後の日本再建に寄与した。

 今や個々の細かな問題に拘泥しても詮無き状況となって来た。「戦時体制」下での規律ある生活と精神の作興が各自に求められる。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-03-19 21:43 | Comments(0)  

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