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前原氏の献金問題について-3

 内閣支持率の低迷で風前の灯火(ともしび)共言える菅総理の後継として、一部で名前が取り沙汰されていた前原外相が、自らのカネの問題で引責辞任。現時点で「前原総理」の可能性も潰(つい)え去ってしまった。

 菅総理は元より、仙谷前官房長官や小沢氏、ましてや「宇宙人」鳩山前総理に、おはちが回る事は先(ま)ずあり得ない。枝野官房長官、野田財務相、蓮舫行政刷新相・・・これも無いだろう。となると、一体誰が菅総理の後継となるのか? 正直、民主党内を見渡しても適任者が居ない。

 マニフェストの反故(ほご)、カネの問題、党内対立・・と、これでは正に連合赤軍に於ける同志同士の内ゲバとさして変わりはしない。正直、「民主党も、これで終わったな」と言った思いの方も多々居(お)られるのでは無いだろうか?

 北方領土に関する発言や、対支那強硬派と見られていた前原氏の外相辞任で、日本外交は益々混迷の度を深める事だろう。

 北のロシアに、西の支那・朝鮮、そして、米国に韓国と、外交弱国日本を取り巻く環境は非常に厳しいものがある。

 日本が嘗(かつ)ての李氏朝鮮同様、周辺の大国に良い様に翻弄され、最後は国家主権を喪失したのと同じ轍を踏まぬ様、願うばかりである。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2011-03-07 23:08 | Comments(0)  

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