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露の北方領土支配について

 本日付東京新聞の佐藤優の「本音(ほんね)のコラム 対日包囲網」は、ロシアが歴史認識問題で対日包囲網を形成しようとしており、北方領土支配正当化に国連憲章を持ち出しているのをその兆候とする、と記している。

 中韓の御手の物であった「歴史認識問題」に今やロシアも加わって弄するようになったかと慨嘆(がいたん)するのみであるが、北方領土への投資に本腰を入れている今、長期間ロシアも手を拱(こまね)いていたものだとの感がある。

 領土は一旦相手に渡ったら取り戻すのは難しいのは子供にも判ることで、竹島もその通りとなっている。尖閣は因縁をつけられているが、手放すこととなれば、永久に戻ることはない。

 今の日本の領土に元々他国の領土はなく、多額の投資を行って現状維持を図ろうとするロシアの北方領土支配に倣(なら)う必要はない。ただ、防衛力に欠けることを恐れる。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-03-04 21:47 | Comments(0)  

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