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高齢者への対応について-1

 小生は時折、自分の世話が出来ない高齢者の世話をすることがある。今日は散歩中に犬に咬(か)まれ、掌(てのひら)の半分の皮が剥(む)けた高齢者に対処法や病院・薬局への行き方を教えた。

 認知症が進行すると痛みを感じないのは、逆に利点ではあるが、物の道理が判っていないために種々説明するのに苦労する。

 小生が小さい頃、若い時に優秀であった人が老いさらばえて行く様子を、母は「老いては駑馬(どば)に如(し)かず」と表現することを常とし、子供心に納得していた。

 今日の新聞に「昭和41年4月2日以後の生まれの人には、65歳前の特別支給の老齢厚生年金は支給されません」とあった。今45歳の人が65歳となる2031年、日本は高齢者で溢(あふ)れかえり、収拾のつかない状況となっているのではないか。思うだに慄然(りつぜん)とするのである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-03-03 21:38 | Comments(0)  

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