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上海人との面談について

 上海と横浜を往き来している羽振(はぶ)りの良い上海人と或(あ)る件で面談した。かつて香港や広東(カントン)で知り合った上海人は洗練されていたが、今も上海人には同じ印象を受ける。

 拝金主義の上海人が東北や福建の人間を低く見ているのは以前と同じで、その点については小生も納得する。

 日本の株では負け続けたので、競売に出た不動産を高めで入札し、少しずつ買っているという。その決断力の速さと投資効率を考えた金銭感覚の機敏さには脱帽する。

 中国の不動産価格の行方(ゆくえ)については楽観的なようだが、彼等(かれら)のこと故(ゆえ)、親戚の間で既に世界各国でリスクを分散させているのだろう。拝金思想が堂に入った中国人と時にじっくり面談するのが脳に心地良い刺戟(しげき)となるのは、経済発展期の日本社会への「郷愁」から来るのかも知れぬ。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-02-16 21:50 | Comments(0)  

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