無縁社会に寄せて(台湾より)-1
家族、地域、会社などにおける人とのきずなが薄れ、孤立する人が増えている厳しい時期の社会。いつから台灣は、こんな背筋が寒くなるような国になったのだろうというやりきれない思いが胸を突いた。
無縁死は地方から都会に出てきた人に多い。台北市萬華区(龍山寺の近所)での身元が分からず引き取り手のない死亡者はここ5年で増えている。スーパーでの行き倒れ、公園、自宅での自殺などだったという。極端には増えてはおらず、まだ縁が機能しているといえよう。だが無縁社会は深く静かに進行する。
未婚の増加や高齢化などで単身者は増える。一人一人がつながろうとする一歩が重要になる気がする。誰しも一時期は大事な縁を結ぶことがあったろう。頼ってもいいし、頼られたら引き受ける。そんな気持ちを大切にしたい。
こんな背筋が寒くなるような「台灣社会」とは縁を切りたい、離れたい。「孤立死」にはなりたくたい。
無縁死は地方から都会に出てきた人に多い。台北市萬華区(龍山寺の近所)での身元が分からず引き取り手のない死亡者はここ5年で増えている。スーパーでの行き倒れ、公園、自宅での自殺などだったという。極端には増えてはおらず、まだ縁が機能しているといえよう。だが無縁社会は深く静かに進行する。
未婚の増加や高齢化などで単身者は増える。一人一人がつながろうとする一歩が重要になる気がする。誰しも一時期は大事な縁を結ぶことがあったろう。頼ってもいいし、頼られたら引き受ける。そんな気持ちを大切にしたい。
こんな背筋が寒くなるような「台灣社会」とは縁を切りたい、離れたい。「孤立死」にはなりたくたい。
李 叔德
by ayanokouji3 | 2011-02-14 20:58 | Comments(0)