「国際情勢と日本」について
昨夜、元駐米大使斉藤邦彦氏(昭和10年生)の「国際情勢と日本」という演題での講演会に参加した。同氏はクリントン政権時代に大使となり、その後、国際協力事業団の総裁もつとめ、一昨年には瑞宝大綬章を受賞した御仁(ごじん)である。
国際情勢全般につき極めて冷静な分析と判断の下(もと)に、その主張は、日本は大国としての責任を果たし乍(なが)ら理性的な行動に努めるべきというもので、これに対して誰にも異論はないと思われる。
小生が関心を抱いたのは、151名の出席者の卒業年次である。何と昭和20年代以前の卒業者が35名、そのうち、昭和17年が1名、18年が1名、19年が2名いた。
対処困難な国際情勢に向き合い、理性的に乗り切って行くためには、老人パワーの冷徹な頭脳が必要であることを思い出し、不図(ふと)中曽根大勲位の姿が脳裏に浮かんだことであった。
国際情勢全般につき極めて冷静な分析と判断の下(もと)に、その主張は、日本は大国としての責任を果たし乍(なが)ら理性的な行動に努めるべきというもので、これに対して誰にも異論はないと思われる。
小生が関心を抱いたのは、151名の出席者の卒業年次である。何と昭和20年代以前の卒業者が35名、そのうち、昭和17年が1名、18年が1名、19年が2名いた。
対処困難な国際情勢に向き合い、理性的に乗り切って行くためには、老人パワーの冷徹な頭脳が必要であることを思い出し、不図(ふと)中曽根大勲位の姿が脳裏に浮かんだことであった。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2011-02-11 22:35 | Comments(0)