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台湾の存在について

 最近、台湾の影が薄く、存在が目立たなくなって来たように感ずる。台湾が親日的であり、日本と歴史的な関係があるのは事実ではあるが、関係を深化させるためには、現状を打開する必要がある。

 今は中国および中国人の存在が圧倒的で、台湾や台湾人のことを聞けば、珍しいと思う程(ほど)である。

 日本人が台湾のことに余り関心を寄せないのは、曖昧な位置づけのため完全な他国とは思えない面があり、それが印象を稀薄にさせている原因ではないかと思う。

 日本が過去のしがらみを捨て、台湾の立場を真に理解し、台湾と対等な立場で意見を交換、その国際的地位向上に尽力し、台湾には見返りを一切求めないようにすれば、なにがしかの進展を期待出来ることだろう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-02-07 21:35 | Comments(0)  

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