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台湾総統選について

 台湾総統選迄(まで)1年となり、民進党候補者選定手続が決まったとのことだが、何処(どこ)も同じ、足の引張(ひっぱ)り合いで最終的に誰に落ち着くのかは判らない。

 3年前の総統選の民進党の敗北の原因が同党の選挙戦略の稚拙さにあったことを思えば、近頃は党勢回復が見られるとは言え、来年のことは予断を許さない。

 台湾が経済的に中国と漸次一体化しつつある中、国民党・民進党いずれの党が政権を担当しても、対中政策には然程(さほど)の違いはないと思われる。

 これ恰(あたか)も日本の政権与党が民主党・自民党のいずれであっても、「無い袖は触れぬ」で、政策実現に行き詰るのが見えているのと同じことである。日台の国民は政権・政策の表面上のことにとらわれることなく、家庭・個人生活を有意義なものとなすべく、日々自助努力せねばならぬ。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-01-26 21:54 | Comments(0)  

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