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河野洋平氏について

 本日、或(あ)る講演会で感動的な話を聞き、質疑応答も済んだ後、気分良く帰ろうとしていたところ、司会より河野洋平氏より一言挨拶があるという。小生は前列中央にいたのだが、同氏が左端の方にいたとは知らなかった。

 同氏の話は折角の講演の内容を台無しにするような、くだくだしいもので、本人も「能書(のうがき)」と認める、実に詰まらない、不愉快なものであった。

 それは、「日本の侵略により中国に多大の迷惑を掛けた。自分が中国に行く度(たび)に見る各種展示における日本人の過去の行為については全て認める。認めはするものの、日中関係はそれだけではないので、どうか別の面もあることを判ってほしいと中国の方々にお願いしている次第である」、といったものである。

 河野氏は引退した以上、公の場には姿を見せないでほしいと思う。日中関係を損(そこ)なって来たのは、同氏の過去の不用意・軽率な発言およびその軽薄な内容によるのは周知の事実である。中国共産党に対するリップサービスが、日本国民の怒りを買うのみであることを今尚悟っていない。小生は全く理解に苦しむのである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-01-24 21:06 | Comments(0)  

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