「無縁社会」について

 「無縁社会」という言葉が流行(はや)っているが、本日も孤独死に立ち会った。この3年で3回目であるが、今回は54歳の高齢男性であった。

 人として親兄弟から見放される程(ほど)悲しいことはない。併(しか)し、親兄弟とて人間である。意見の合わない子や兄弟と疎遠になるのは当然のことである。

 「無縁社会」において人に迷惑を掛けぬためには、個々人の努力が必要であるものの、「無縁社会」の末端にいる者は必ず人に迷惑を掛けるものである。

 救い難(がた)い者には幾等(いくら)高尚な思想も癒(いや)しの宗教も何の価値もないことを今更(いまさら)乍(なが)ら思い知るのである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-01-21 23:44 | Comments(0)  

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