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「山県有朋と明治国家」について-2

 李叔徳氏より小文に対する所感が送られて来た。

 下級武士の子として生まれ、明治維新後は軍隊の近代化、確立につとめ、内閣総理大臣や枢密院議長などを歴任した山県有朋(やまがた-ありとも)は長州閥の象徴のような人物であった。台湾総督には山口県出身者が多かった。第2代 桂太郎、第3代 乃木希典(のぎ-まれすけ)、第4代 児玉源太郎、第5代 佐久間左馬太(宮城、原籍山口)、第11代 上山満之進(かみやま-まんのしん) 日本は教育改革を通じて、家族を国家と擬制して国民の忠誠心を涵養する一方、小さな政府(small but accurate)を目指すよう努力しないといけませんね!


 親日的な同氏の思いが伝わって来る文章である。国民精神を作興するための国家体制の見直しには意味がある。

 新しい時代・世界においては、歴史を踏まえた上で、新しいシステムの下に新しい運営・生き方を国も企業も個人も模索する。これこそ「維新」である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-01-13 20:14 | Comments(0)  

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