台湾国連加盟について
本日付朝日夕刊10面で、「ウィキリークス」が公開したものの中に、2007年12月の福田氏の訪中時に同氏が温家宝氏との共同会見で、台湾の国連加盟に関する住民投票を支持出来ないと突然表明したことに、日本大使館が驚いたとする記述があったことを紹介している。
福田氏が自発的な発言をするとは、親中的な日本人外交官も見通すことが出来なかったのか、或(ある)いはそれは米国大使館側の大袈裟(おおげさ)な受け止め方であったのか。
尖閣問題は自民党時代に続けていた中国政府に対する微温的・曖昧な態度がその根源にあり、上記のような発言は中国政府にとっては願ったり叶ったりであったことだろう。
今や台湾国連加盟のことは、日本の国連安保理常任理事国入り同様、話題にものぼらなくなった観があるのは、寂しいことである。
福田氏が自発的な発言をするとは、親中的な日本人外交官も見通すことが出来なかったのか、或(ある)いはそれは米国大使館側の大袈裟(おおげさ)な受け止め方であったのか。
尖閣問題は自民党時代に続けていた中国政府に対する微温的・曖昧な態度がその根源にあり、上記のような発言は中国政府にとっては願ったり叶ったりであったことだろう。
今や台湾国連加盟のことは、日本の国連安保理常任理事国入り同様、話題にものぼらなくなった観があるのは、寂しいことである。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2010-12-21 20:26 | Comments(0)