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日台の紐帯について

 つくづく考えるに、日本と台湾の「紐帯」というものは、親台的、親日的な人々がいる限り存続して行くことになる。

 台湾人の側から言えば、例えば、祖父や父親が日本統治時代に日本と何らかの関わりを持っていたことが、今尚郷愁として、比較的良い印象として残っている場合である。

 小生と台湾との関係は何かと言えば、1980~90年代に台湾人と仕事の関係で交流があったことであり、そのほかには、親戚数名が戦前に台湾で勤務していたことが挙げられ、遡(さかのぼ)れば、祖父が明治時代に2年程台湾で勤務していたことである。

 日本人、台湾人いずれの側からも相手に対する理解がなければ、友好はもとより「紐帯」も成立しない訳である。それは浅薄(せんぱく)な理解によるものではなく、矢張(やは)り血筋・経験に基づいた確固たる背景が必要だと最近感じている。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2010-12-12 21:23 | Comments(0)  

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