「航空業界の課題と展望」について

 昨日、日航財団理事長西松遙氏(前日航社長)の「航空業界の課題と展望」という演題の講演会に参加した。小生はかつて7年もの間、出張のため、殆(ほとん)ど毎月航空機を利用、現地でも国内線を頻繁に利用していたこともあり、航空業界には興味がある。

 本日の朝日新聞朝刊にも小さく紹介されているが、日航破綻の原因は、一つは9.11、SARS、リーマンショック等で収入が激減したときに固定費を速やかに削減出来る体制が出来ていなかったこと、二つめは、バランスシートが余りにも不健全であったこと、と質疑応答の際に西松氏は答えていた。

 日航といえば、嘗(かつ)ては学生人気就職先のトップクラスに位置していた企業である。話は飛躍するが、上記の2点は現在の日本国自体が抱える問題であり、また、日本人の一部の個人が大なり小なり抱える深刻な問題でもある。

 航空業界はまた、在日米軍や自衛隊により空域を制限されているといった事情やニーズ掘り起こしのために中国人観光客頼みとなりつつある現状もある。航空業界各社が活路を見出すことが、日本復興の目安となることだろうが、何(いず)れも前途多難也。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

[PR]

by ayanokouji3 | 2010-12-11 19:55 | Comments(0)  

<< 日台の紐帯について 劉暁波氏ノーベル平和賞受賞に寄せて >>