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抗日デモの行く末について-2

「心の叫び」を終息させるには道徳が必要であるが、残念なことに、現代中国には党にも人民にもそうした観念が稀薄である。それが欺瞞的抗日愛国教育の所産なのである。

それにしても、現地で被害を受けている日本人はリスク覚悟の上とはいいながらお気の毒である。国の体をなしておらず、国際法・条約遵守を義務と心得ていない国で活動するのだから、進退維れ谷まれり、といったところであろう。

さて、抗日デモはこの先如何なる形になるのか。
  • 国家主席は前面に出て来るのか

  • 党内の権力闘争の具となり、責任転嫁された幹部が粛清されるのか

  • 六四に合わせて天安門前広場で悪夢が再現されるのか

  • 各軍区は如何なる動きを見せるのか

  • 党や軍の長老は如何なる働きを示すのか
抗日デモの行く末はこれらに繋っている。

共産党政権は苦しませずに「安楽死」させた方が、人民のため、日本・台湾のため、世界のため好ましいこととなるのは論を俟たない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-04-20 23:37 | Comments(0)  

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