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映画『氷雪の門』について

東京新聞の本日付朝刊の読者欄に、18歳の女子学生の投稿があり、『氷雪の門』(樺太1945年夏)を見て感銘を受けたとのことであった。

小生も20数年前、誰かの勧めで映画館で見たことがあり、満洲の逃避行とはまた異なる、非常に痛ましい描写に戦慄した思い出がある。

この映画の意味するところを如何に解釈するかは、人それぞれであろうが、当時の乙女達の選んだ道に共感する現代の女子学生もいるということに救いがある。

泰平の世に長く惰眠を貪(むさぼ)っている我々も時に歴史上の悲惨な事実を直視せねばならぬ。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2010-11-02 19:04 | Comments(0)  

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