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李叔徳氏よりのメールについて-1

李叔徳氏より幾つかの興味深い記事が送られて来た中で、李登輝氏の「尖閣は他人の妻」発言には微苦笑させられたものの、確かにその通りである。譬(たと)えが簡にして要を得ている。

我が国の大勲位中曽根氏にしてこの位の「直言」があれば、拍手喝采を浴びることは必定で、中国側に報道され、万一考え直して呉(く)れるようなことになれば、勲功は弥(いや)が上にも増すかも知れぬ。

小生も及ばず乍(なが)ら、譬えを一つ挙げる事としよう。「負債者」日本は「町金融業者」中国に元利相当額を完済したにもかかわらず、支払が不足していると永遠に責め立てられる哀れな小心者の如し。

中曽根氏が歴史問題で閣僚の首を安易に切ったり、胡耀邦に「女の情け」をかけたことが中国の「望蜀」を助長して来た一因ともなったことを思うとき、同氏が大往生の前に、懺悔ならずとも自己批判をして戒めを残せば、全国民は以(もっ)て徳とし、同氏に深甚の謝意を表することであろう。

古川 宏  FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2010-10-21 21:10 | Comments(0)  

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