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中国人の激しさと風土」について

尖閣問題で中国側があれ程(ほど)熱くなり、日本人の拘束が長引いたのは、五中全会前の軍部と穏健派との駆引によるものとされており、当該地域における勢力伸張と共に、資源確保の具体的な日程が彼等(かれら)にとって視野に入って来ていることから、本腰を据えて、本当にやる気でいるのは櫻井よしこ女史の憂国の言を俟(ま)つ迄(まで)もないことである。

他方、日本側は資源開発計画の具体化や環境保護の重要性の数値化等の宣伝が不十分なようで、「柳腰(やなぎごし)」(?!)の官房長官が「拳々服膺(けんけんふくよう)」(?!)と嘯(うそぶ)いた等と揶揄される有様で、同氏の肩を持つ訳ではないが、同窓の谷垣氏とてあのレベルでは同情に価(あたい)する面もある。

老若(ろうにゃく)を問わず、個々の日本人が自己の人生設計をキチンと立てられず、目先の問題にとらわれ、その日暮らしの状況にあるのを間近に見るとき、誰もが納得するような国家ビジョンがあれば、少しは慰(なぐさ)めとなるのだろうが、ないものねだりは精神的に良くないので、これは諦(あきら)めることとしよう。

ここにおいて、小生は及ばず乍(なが)ら、日本人としての真面目(まじめ)を恢復(かいふく)せんがため、定期的に「激しい中国人」の間に混じり、「切磋琢磨」することを決意したのである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2010-10-17 12:10 | Comments(0)  

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