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温家宝インタビューについて-2

さて、温家宝よりも朱榕基の方を尊敬しているとする中国人院生に、客観的な構成の記事となっていると断った上で、『TIME』誌を手渡し、一読するよう勧めた。

固(もと)より、共産党指導下の教育で成長した真面目(まじめ)な青年に思想的混乱を与えるのが本意ではないので、「精神汚染」とならぬよう、資料は十分に吟味してから渡すことを日頃から心掛けている。

最近、老若の中国人と種々話してみて、共産党の華々しいスローガンも、宗教の深遠なる御言葉も、全ては「信ずる者は救われる」ということに通ずると漸(ようや)く悟った。

思想・宗教に関する教育・啓蒙活動の不徹底が高齢化と共にあらわになって来て、今日の一部の日本人の「痴呆」状況を招来したのは、当然のことと言える。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2010-10-14 20:15 | Comments(0)  

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