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日韓併合100周年について (1)

日韓併合100周年を祝う、とすべかりしところであったが、加害者・被害者意識の継続を確認し合ったに過ぎないという後味の悪い100周年となってしまった。

かかる不本意な両国関係が続いている限りは、日本において韓国人は心の中では差別され、疎(うと)んぜられる。

先日、中国人青年より真剣な顔付で「あなたは在日という噂があるが本当か、自分はそう思わないが」と探りを入れられつつ、理解を示されたことがあり、思わず苦笑してしまった。

韓国人の血の濃さ、感情の複雑さを思うとき、日本人としては無視することなく、また、深い思い入れをすることもなく、彼等(かれら)の小さな世界での異議申立(もうしたて)を上手(じょうず)に躱(かわ)して行くしか方法がないことであろう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2010-08-23 20:26 | Comments(0)  

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