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台湾の国連加入と朝鮮半島について

日本は台湾を「地域」ではなく国家として正式に認知すべきである。
「小泉談話」として、中韓ほかアジア諸国に伝えればよい。
内容は次の通りである。

かつての「村山談話」は国民の一部に大きな不信を与え、今日の教科書問題を招く原因の一つともなった。甚だ遺憾である。21世紀の今、この「村山談話」は総体的国民意識にそぐわないものとなった。従って、この際、これを取消し、アジア諸国との間に新時代に即した前向きな歴史認識を共有することを希望する。戦後、朝鮮半島が分断され、東西勢力角逐の場となり、また、中国が国共内戦の結果、本土と台湾という二つの中国を現出することになったのは、日本の力が足らず、米国の新型兵器に屈服したためであり、些か責任を感じている。このうち、朝鮮半島の二国は国連に加盟し、国際的発言を許されているのに対し、1971年の国連除名以降、台湾は国家として認知されていない。これは台湾住民にとって大なる悲劇であり、日本国もその責任の一端を担うべきと考える。そこで、日本が国連の常任理事国入りを果たしたあかつきには、台湾の国連加入を最優先課題としてこれに誠心誠意取組みたい。

この内容の談話になれば、中国人民による抗日運動どころか、国家的敵対行動を招来するだろうが、歴史認識をプロパガンダとする中国に一矢を報いることになる。台湾の国連加入後、本土と台湾が対等な立場で話し合い、「両国一制」としてもよいが、その可能性はあり得ない。日本との間で「両国一制」とすればよい。

尚、朝鮮半島への対応については、日本は朝鮮半島統一に積極的に関与してはならない。その理由は、
  • 朝鮮民族の今のレベルでは統一が新たな苦境をもたらし、善意を以て関与した日本が逆恨みされ、更なる火種となる恐れがある。

  • 半島統一は中国の台湾併呑を加速させる口実を与え、日本の国益を損なう。
の通りである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-04-11 20:24 | Comments(0)  

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