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国民党主席 訪中を表明

以下は、私の住む山梨の地方紙の記事です。
国民党主席 訪中を表明 歴史的会談実現か

 愛知万博見学のため来日している台湾の最大野党、国民党の連戦主席は1日、都内で一部メディアと会見、中国側が主席訪中を招請したことについて「台湾に戻って(訪問の)時期などを話し合いたい」と述べ、訪中する意向を表明、中国側と中台関係改善や旅客チャーター便増便など経済問題を協議する意欲を示した。
 訪中の際は共産党の胡錦涛総書記(国家主席)と会談する見通しで、新中国の建国をめぐって1940年代に内戦を交えた両党の指導者による歴史的な会談が実現することになる。台湾紙によると、連氏は早ければ5月中旬以降にも訪中する。
 ただ内戦に敗れ1949年に台湾に逃れた国民党は現在、野党になった。台湾の陳水扁政権は、国民党が中国側と協議を進めていることに反発しており、直ちに中台関係が改善に向かう状況ではない。
 連氏は中台関係について、長い間厳しい状態が続いているとし、2000年に陳氏が総統に就任して以来「特に悪化した」と陳政権を批判した。(山梨日日新聞 2005年4月2日付)

 野党に転落した国民党も随分と焼きが回ったものですね。連氏は、北京に迄出張って「第三次国共合作」でもする気なんでしょうか? まあ、国民党の時代は既に過去のものですし、「台湾の台湾化」も最早、後戻り出来はしません。消滅寸前の「中華民国・国民党」による最後の悪足掻き、と言っては言い過ぎでしょうか?

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2005-04-06 22:53 | Comments(0)  

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