「恩讐超え平和求める場所」 台湾独立派政党が靖国参拝
台湾の与党連合を形成する独立派政党、台湾団結連盟(台連)の蘇進強主席(党首)ら議員が4日、靖国神社を参拝した。台連によると、第二次大戦のA級戦犯合祀(ごうし)により日本の首相参拝などが政治問題化して以降、台湾の政党幹部が参拝したのは初めて。
蘇主席は参拝の理由について「(台湾出身者を含め)戦争で亡くなられた英霊に敬意を表すためにきた。靖国神社は今までの恩讐(おんしゅう)を超えて平和を求めていく場所だ」と未来志向を強調した。
中国が首相の靖国神社参拝に強く反対していることには「台湾の立場を代表していない。いつまでも恨みを持ち続けることは納得できない」と批判した。
1945年まで日本統治下にあった台湾では、戦時中に軍人・軍属などとして約21万人が徴用され、靖国神社には戦死した台湾出身者約2万8000人が合祀されている。
台湾では、台湾出身者の合祀取り下げを求める声や、首相の参拝に反発して日本で損害賠償請求訴訟を起こす動きもあり、靖国問題をめぐる立場は一様ではない。
蘇進強主席らは台連の日本支部設立のため2日、来日した。(共同)
(04/04 20:07)
蘇主席は参拝の理由について「(台湾出身者を含め)戦争で亡くなられた英霊に敬意を表すためにきた。靖国神社は今までの恩讐(おんしゅう)を超えて平和を求めていく場所だ」と未来志向を強調した。
中国が首相の靖国神社参拝に強く反対していることには「台湾の立場を代表していない。いつまでも恨みを持ち続けることは納得できない」と批判した。
1945年まで日本統治下にあった台湾では、戦時中に軍人・軍属などとして約21万人が徴用され、靖国神社には戦死した台湾出身者約2万8000人が合祀されている。
台湾では、台湾出身者の合祀取り下げを求める声や、首相の参拝に反発して日本で損害賠償請求訴訟を起こす動きもあり、靖国問題をめぐる立場は一様ではない。
蘇進強主席らは台連の日本支部設立のため2日、来日した。(共同)
(04/04 20:07)
by ayanokouji3 | 2005-04-04 20:07 | Comments(0)