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黄文雄氏の講演会について-2

昨日、古川氏と共に文京シビックセンターにて開催された日本ネイビークラブ主催の黄文雄氏講演会を聴講した。

黄氏は私と同じく世界戦略総合研究所の評議員だが、拓殖大学日本文化研究所客員教授を務める傍(かたわ)ら、多数の著作を執筆する評論家でもあり、何かと多忙な御仁(ごじん)である。その様な訳で、私は今回初めてお目に掛かった。

古川氏も指摘している事だが、私が「台湾は日本の生命線である」旨述べた所、黄氏はそれ以上、寧(むし)ろ日台両国が一蓮托生(たくしょう)の関係にあると延べ、現在の台湾が「親中」国民党政権下にあるとは言え、日本時代を体験した老年世代は固(もと)より、日本のサブカルチャーを受容する若者世代ですら、概して親日である事を引き合いに出しつつ、当ブログの題名である「日台一宇」がある可(べ)き姿であろう事を指摘した。その意味では、黄氏の日台観は、私のそれと全く同じであると言える。

今後、チベット出身で黄氏同様に日本に帰化されたペマ=ギャルポ氏共々、世界戦略総合研究所の評議員会で顔を合わせる機会もあろう事から、その際に、よりじっくりと日台・日蔵(日本とチベット)の将来について意見を交換したいと思う。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2010-03-21 00:38 | Comments(0)  

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