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誠に以て胡散臭い「日中歴史共同研究」

<日中歴史共同研究>内容報道のNHK放送 中国国内で遮断

1月31日22時59分配信 毎日新聞
 【北京・浦松丈二】中国国内で31日夜、日中歴史共同研究について報道したNHKの海外向け放送の画面が真っ黒になり、数秒にわたって視聴できなくなった。公表が見送られた戦後史に関連する天安門事件(89年)の映像を中国当局が遮断したためとみられる。
 中国メディアは同日夜、「日中歴史共同研究委員会」が報告書を初めて発表したとのニュースを簡単に報じているが、詳しい内容は一切伝えていない。研究内容が国内に波紋を広げ、中国政府批判につながることを警戒している模様だ。


所謂(いわゆる)「南京大虐殺」はあった、然(しか)も犠牲者数を到底あり得ない「30万人」と称し、それが「歴史の真実」であるとの主張を決して曲げる事の無い中共の今回の措置は、図らずも彼等の主張が欺瞞と捏造で塗り固めた砂上の楼閣である事を白日の下に晒(さら)した。

若(も)し、彼等の主張に一片の曇りが無いのであれば、内容報道を態々(わざわざ)遮断する必要等無かった筈だ。それが例え「天安門事件」(第二次天安門事件)に触れたとしてもだ。然し、放送を遮断したと言う事は、何が「正しく」て、何が「間違っている」かを中共一党独裁体制の都合に合わせて操作している事に他ならない。抑(そもそ)も、中共による「抗日戦争」にしろ、国民党との内戦に勝利し大陸の支配権を獲得、その後、現在に至る迄の「栄光の歴史」にしろ、嘘八百を並べ立てた「偽りの歴史」の集大成だ。その様な代物と日本の歴史を摺り合わせる事自体がどだい無理な話であり、彼等に迎合する誠に以て胡散臭(うさんくさ)い日本側の「有識者」の言説に従う必要も無い。

日本と支那の歴史観を統一する必要性等無い。日本は皇室を心柱(しんばしら)とする立憲君主制民主国家、かたや支那は中共が絶対権力を握る一党独裁国家。歴史の見直しをどうしてもすると言うのであれば、中共が支配政党の地位から転落、民主化されてからでも決して遅くは無い。支那が冷静に歴史を直視出来る環境を整えてから徐(おもむろ)に考えれば良い事なのである。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2010-02-02 22:29 | Comments(0)  

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